これを書いている今は完全なる年末。気づけば12月に差し掛かっている…。そこで来年使う手帳選びをはじめました。毎年購入タイミングを逸し、結局適当なものを買ってしまいがちです。今回は新年がはじまる前にいろいろな商品を吟味し、しっかり1年通して実用的に使えそうな「ミドリ MDノートダイアリー(文庫 マンスリーブロック+1日1ページ)」を選びました。
この記事では、「ミドリ MDノートダイアリー(文庫 マンスリーブロック+1日1ページ)」を選んだ理由などを解説していきます。候補になった手帳もご紹介するので、ぜひ新年に向けて手帳を探している人は参考にしてくださいね。
- ライフログを書き留められる手帳がほしい人
- 飽きのこないシンプルな手帳がほしい人
- 保管してオリジナルの文庫本のように読み返せる手帳がほしい人
ミドリ MDノートダイアリーは「余白」を愉しむ手帳
ミドリ MDノートダイアリー(文庫 マンスリーブロック+1日1ページ)は、「余白を愉しむ」をコンセプトにした手帳。月間カレンダーと1日1ページの予定を書き込めるページがあります。
ここからは私がミドリ MDノートダイアリー(文庫 マンスリーブロック+1日1ページ)を選ぶに至った理由をご紹介します。
私が手帳に求める条件はこんな感じです!
- 軽く予定を書き込める
- ライフログを書き込める
- ビジネスライク過ぎないデザイン
- 何年も同じものを使って本棚に並べたい
私は以下のミドリ公式オンラインストアから購入しました。楽天・Amazonなどで同じ商品が見つかりませんね…。また、見つけたらリンクを追加しておきます。
すっきりしたデザイン
まずなんといってもそのシンプルなデザインが魅力。「余白を愉しむ」のコンセプトどおり無駄な装飾がなく、飽きずに使えそうだと感じました。罫線もビシッと濃くなくて、薄めなのが好みです。
やさしい雰囲気で、事務的な感じがないのもいいですね!
「日常に寄り添ってくれる手帳」という印象です!
構成がシンプル
構成がとてもシンプルなのも私の好みにマッチしました。
- 月間カレンダー
- 1日1ページ
1日1ページにはTODOを書き込めるようなエリアと8〜24時のスケジュールを書き込めるエリアがあり、ページ右側にはしっかり余白が確保されています。
余白部にその日感じたことやライフログを書き込めます!
読み返したくなる文庫本サイズ
サイズや形はどんなものがいいか悩みました。結局文庫本サイズがいいかなと思い、ミドリ MDノートダイアリー(文庫 マンスリーブロック+1日1ページ)に決めました。
- 本棚に並べやすく、ふとしたときに読み返したい気持ちになれそう
- 持ったときのしっくり感
私はそこまで構えずにメモを書く感覚で書き込みたいので、文庫本サイズでも問題ないと考えました!
↓ノートサイズが好みなら構成がミドリ MDノートダイアリー(文庫 マンスリーブロック+1日1ページ)と同じこちらがおすすめです!
サラサラとした紙質
MD用紙という筆記用紙を使っていて、サラサラとした書き心地も好みです。
思わず万年筆も欲しくなってしまった。先日京都新風館の「トラベラーズファクトリー」で発見したブラス製万年筆がほしい…。これも大元はミドリの製品なのかな。
手帳の選び方 | 一度文具店でチェックするべき!
ここからは手帳を選ぶにあたってチェックすべきだと私が考えるポイントをご紹介します。
- 用途や好みに合ったレイアウトのものを選ぼう
- 書き込む内容に合ったフォーマットか要チェック
- 罫線のタイプにもこだわろう
- サイズや形も重要!
- 紙質・書き込みやすさなど細かな仕様まで確認
- デザインにはとことんこだわる
- 高級すぎないものでOK
そしてネットでたくさんの商品が販売されていますが、一度文具店に行っていろいろ手帳を見てみるのがおすすめ。スマホを見ながらこれがいいかな、あれがいいかなと悩むよりも実物を手に取った方が自分に合ったものが直感的にわかります。
「自分はこの点を重視していたんだ…」と思いがけないことに気づけることも。少し手間に感じるかもしれませんが、1年通して使うものなので、ぜひ!
私もはじめはノートサイズがいいと思っていましたが、店舗で確認して圧倒的に文庫本サイズのほうが向いているなと180度考えが変わりました!
用途や好みに合ったレイアウトのものを選ぼう
まず何のために日記を買うのか想像してみてください。ここがブレてノリで買うと結局使わず終わる気がします。
購入を検討している手帳に書き込みたい内容を書くスペースがちゃんとあるか確認してください。書く場所はあるけれど、なんだかレイアウトが気に食わない…という場合もあると思います。その直感も大事です!
私は簡単な予定(友人と飲み、旅行など)と1日の予定(仕事のスケジュール管理)と簡単な日記・ライフログが書きたいと思って日記を探し始めました。
今までシステム手帳的なものに毎月の予定、ただのノートに1日の予定、ライフログをまた別のノートに書き込んでいました。3冊使っていたのを1冊にまとめられたらいいなと思って、ちょうどいい手帳を探しはじめました。
例)仕事のスケジュール管理、プライベートの日記、その両方など
ジャーナリングにも興味があります!
書き込む内容に合ったフォーマットか要チェック
私はフォーマットがガチガチに決まったものは避けました。
例を挙げるとこの「夜とカフェオレと日記帳」がかわいいなと思ったのですが、「今日の振り返り」「明日やること」など書くことが決められているのが自分には合わないなと感じてやめました。捨てがたいんですがね…。
私は書く欄が決められているととたんに自由に書いてはいけないという気持ちになってしまいます…。
逆に自分の書きたいこととぴったりマッチする欄があるものがほしい!という人にはうってつけではないでしょうか。
罫線のタイプにもこだわろう
罫線のタイプもよく確認してほしいポイントです。地味なポイントのようで結構重要だと考えています。
先ほどのフォーマットにも通ずるところがありますが、私はびっしり細かい罫線が入っているものや罫線の色が濃いものには事務的な空気を感じて、ぷいとつまらなくなってしまいます。
ビジネスメインで使う場合はいいかもしれません。
もっと自由に、大らかに使える手帳がほしい私は、罫線が極力少なく、色が薄いものを探しました!
サイズや形も重要!
サイズや形にもこだわりましょう。
持ち運びやすさにこだわるなら文庫本サイズのA6やB6、自宅でじっくり向き合いたい場合はノートサイズなど使用するシーンを思い浮かべて選んでください。
横長のものなんかも販売されています。デスクのキーボード前のスペースで書き込めるのはいいかも、と思いましたが、本棚に並べたときにサマにならないと感じてやめました。
私はノートサイズが合っていると思っていましたが、店舗でいろいろ手帳を触って文庫本サイズのほうがいい!と思い至りました。
デザインにはとことんこだわる
結局デザイン、かもしれません。
デザインが全く好みでないものは、書きやすさなどがどれだけ整っていても気分が乗らないように思います。
使っているシーンを想像してみてください。
私は毎年同じものをリピートして本棚に保存していきたいと思ったので、本棚に並んだときの様も想像しました!
イラストが描かれたかわいいものなどにも惹かれましたが、シンプルなほうが飽きがこないかなと。皮カバーがついたものも好きですが、なんだか肩肘張っちゃう気がして…。ミドリ MDノートダイアリーは軽やかな印象がナイスです。
紙質・書き込みやすさなど細かな仕様まで確認
紙質の好みもあるでしょう。紙質はぜひ店舗で触って確認してみてください。触っただけで「これは違う」「これいいかも」と判断できるはずです。
ミドリ MDノートダイアリーに使われているMD用紙は書き心地がよいだけでなく、やさしい雰囲気を纏っているところが好みです!
そのほかにもペンを一緒に持ち運びたい場合は、ペンホルダーが付属したものを選ぶなど細かな仕様も確認しておくとよいでしょう。
ペンホルダーを後から装着するのもひとつの方法です。
高級すぎないものでOK
予算ももちろん重要。私は1年通して使うものだから多少値が張ってもいいかなと思っていましたが、結局3,000円以内に収まるものを探すことにしました。
いろいろと検討して購入しても、いざ使いはじめたら何か違う、と感じることもあるでしょう。その場合は違う手帳に乗り換えたっていいのです。そのときに高級すぎるものだと我慢して使い続けてしまいそう…。
軽やかに乗り換えられそうなラインが私のなかでは3,000円でした!
2025おすすめ手帳 | 最後まで悩んだアイテム4選
最後まで候補に残ったアイテムをご紹介します。どれも魅力的な商品なので、ぜひチェックしてくださいね。
ほぼ日手帳 2025 HON Slash
これとかなり迷いました…!
ほぼ日手帳のHONシリーズ。今回選んだミドリ MDノートダイアリーに比べてかなりシックな印象です。背表紙に「2025」と刻まれていて複数年分本棚に並べたい私には向いていると感じました。
- シックなデザインでおしゃれ
- 1日1ページでしっかり予定やライフログを書き込める
- 下敷き付きで、出先でも書き込みやすい
ミドリ MDノートダイアリー 手帳 2025年 A5 デイリー
私が選んだノートダイアリーのノートサイズ版。じっくり自宅でライフログなどを書き込みたい人にはぴったりではないでしょうか。
構成は文庫本サイズ版と同じです。
私も悩みましたが、値段と気軽さを重視して文庫本サイズにしました!
- シンプルでやさしい雰囲気
- 余白たっぷりで好きなことを自由に書き込める
- サラサラとした質感で書き心地が滑らか
ミドリMDノートダイアリー 手帳 2025年 A5 マンスリー
1日1ページも要らないという場合はMDノートダイアリーのマンスリータイプもおすすめです。
1日1ページよりスペースは少ないものの、見開きが8つのブロックに分かれたページがあります。書けることが絞り込まれるので、日記初心者の人にはかえって使いやすいかもしれません。
余白が広すぎても逆に「何か書かなきゃ」と思ってしまう人もいるのでは?
今日あったことを箇条書きで書いたり、一言だけ今日の気持ちを書き出したりするにはぴったりではないでしょうか。
- やわらかい印象。毎日書き込みたくなる
- 1日1ページモデルよりもさらに気軽に使える
- リーズナブルに購入できるので手帳入門にぴったり
ダイゴー 手帳 2025年 ダイアリー isshoni. ノートブックデスク ウィークリー
横長タイプの手帳。私も仕事机にはパソコンモニターとキーボードを置いているので、ノートなどを広げるスペースがありません。確かにこの手帳ならキーボードの手前に置いて書き込めるので便利だなと思いましたが、本棚に並べるイメージが湧かず、やめておきました。
使い勝手はかなりよさそう!コンパクトで持ち運びも楽です!
- 横長で狭いデスクでも書き込みやすい
- 毎日の予定を書き込むスペースがしっかりある
- コンパクトで持ち運びやすい
番外編:手帳探しの過程で発見した単純にほしいノート
手帳とは関係ありませんが、手帳探しの過程で「これほしい…」と感じるノートを発見しましたのでご紹介します。
恵文社 BOOK JOURNAL
100冊の本の読書記録を書き込めるノート。特に今読書記録をつけているわけではありませんが、かなり刺さる本に出会ったときに書き込んでおくといい記録が出来上がりそう。
ガラスペンとか使って書き込みたいな…
恵文社 RECIPE MEMO
レシピを書き込んでおけるメモ。元気が湧いてくるレシピをいろいろと考案中なので、厳選したレシピだけを書き込んで行けたらと思っています。
とりあえず購入はステイ。京都旅で実際に店舗に行って売っていたら買おうと思っています!
番外編:何かを書きたい気持ちになる本を3冊ご紹介
ついでに何かを書きたい気持ちになる本を3冊ご紹介します。
さみしい夜にはペンを持て
風呂に行っても、おいしいごはんを食べてもモヤモヤが残る日、そのタイトルに惹かれて本屋で購入しました。装丁もとても綺麗です。
いわゆる自己啓発本とは一線を画すストーリー仕立ての本で、読み物としても大いに楽しめます。私も一気に読み切りました。なんとなくうまくいかない、なんだかもやもやするという人には必ず読んでほしい1冊です。
エッセイストのように生きる
私がエッセイストに憧れを持っているというのもあり、購入。内容としては別にエッセイストを目指す人だけでなく、誰にでもおすすめできるものです。私はこの本を読んで今日あったいいことを3つ書くという習慣をはじめました。なかなかうまくいかない毎日の中でも探せばちょっといいことはあるのだという気づきをもらった大切な1冊です。
日記の練習
くどうれいんさんの日記本。ただただ楽しく読めます。自分もこんなみずみずしい文章で日記が書けたらなぁという憧れを抱くきっかけになった本です。
お気に入りの手帳をゲットして新年を気持ちよく迎えよう!
新年を迎えるにあたって手帳を新調するのはおすすめ。新しい手帳とともに新年を迎えるのはなかなか気持ちいいものです。もちろん新年のタイミングを逸しても年の途中で購入できるので、ぜひこの記事を参考にしてみてくださいね。
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もちろん任意ですので、いくらでも無料で読んでください。もし人生が大きく変わるきっかけになった場合は、コメントつきで教えてくださるととってもうれしいです!