- キャンプで本格コーヒーを楽しみたい
- かっこよくコーヒー豆を持ち運びたい
- タフでかさばらないキャニスターってあるかな…?
私は長年、キャンプにコーヒー豆をかっこよく持ち込むにはどうすればいいだろうかと悩み続けてきました。パッケージのまま持ち込むのもイマイチだし、ピンとくる容器もなかなか見つからない…。
たなそうそんなときに出会ったのがキャンピングムーン「コーヒーキャニスターCC-51-H」!
そこでこの記事では、私が愛用しているキャンピングムーン「コーヒーキャニスターCC-51-H」の魅力や、自分にぴったりのキャニスターの選び方をご紹介します。
キャンプにお気に入りのコーヒー豆をスタイリッシュに持って行きたい人は、要チェックですよ!
コーヒー豆の持ち運び、どうしてる?


コーヒーがソロキャンプの楽しみという人は多いのではないでしょうか?静かな朝靄の中でコーヒー豆を挽く時間は特別ですし、満天の星を見上げながらの1杯は自宅で淹れるコーヒーとは違う格別の味わいです。
では、ソロキャンプにどのようにコーヒー豆を持ち込んでいますか?



買ったときのパッケージのまま持ち込んでいる人が多いのではないでしょうか?私もずっとそうでした。
それでいいかと思いつつ、うっすら気になっていました。「ソロキャンプで飲むコーヒーは1〜2杯なのに無駄に多く持って行くのはいかがなものか」と。
100g入りのコーヒー豆だとすれば1杯に15g使い、2杯飲んだとしても70gのコーヒー豆が無駄に環境変化にさらされてしまう…。
そこでソロキャンプに必要量のコーヒー豆だけを持って行くためにコンパクトなキャニスターがないか探しはじめました。
【要チェック】キャンプにコーヒーを持ち込むためのキャニスターに必要な要素


ではキャンプにコーヒー豆を持ち込むのに適した容器とはどんなものなのでしょうか?
ひとつずつ解説していきます。
密閉できる


コーヒー豆は、空気に触れることで酸化していきます。酸化すると風味が損なわれてしまうので、密閉できる容器で持ち運ぶのがベターです。
シリコン製のパッキンを備えたものや、二重蓋構造のものなどコーヒー豆を空気に触れさせないための工夫が施されたアイテムが数多く販売されています。
密閉性が低いとコーヒーのにおいがほかの食材に移ったり、逆にほかの食材のにおいがコーヒーに移ったりしてしまう場合があるので注意が必要です。
光を遮断できる


密閉できる容器であればなんでもいいというわけではありません。
見落としがちなポイントですが、コーヒーは光によっても劣化します。コーヒー豆の品質を損なわずに持ち運ぶには遮光性にも優れた容器をチョイスしてください。
タフで壊れない


自宅と違い、キャンプは運搬中にキャニスターに衝撃が加わる場合があります。バックパックに入れておいても壊れたり、割れたりする心配のないタフなキャニスターを選ぶのがおすすめです。
自宅で使用するならにおい移りしにくいガラス製キャニスターも選択肢になりますが、キャンプでは樹脂製や缶などのアイテムを選ぶのがベターでしょう。



ジップロックなどを使うのもお手軽でアリですが、せっかくなのでちゃんとしたキャニスターに入れて行きたい!
【コーヒーの品質を保つために】粉ではなく、豆のまま持ち込むのがおすすめ


キャンプにぴったりのキャニスターを選べたとしても、コーヒー豆の状態によって劣化速度が変わる点は理解しておきましょう。
豆・粉どちらの状態で持ち込むのがよいかは何を重視するかで変わります。コーヒーの味わいにこだわる人や現地で静かにコーヒー豆を挽く時間を楽しみたい人は豆のまま持ち込んでください。
一方、荷物を減らして気軽にコーヒーを楽しみたい人は粉の状態で持ち込むとよいでしょう。自分に合ったコーヒースタイルを探してみてください。



私は基本豆の状態で持ち込みますが、帰りにたくさん寄り道したいときは、時短のために粉のまま持ち込むこともあります!
キャンピングムーン「コーヒーキャニスターCC-51-H」の魅力


私が実際にキャンピングムーン「コーヒーキャニスターCC-51-H」を使用して感じた魅力を解説していきます。



今の所不満は一切ありません!
| 価格 ※2025.11時点Amazon実勢価格 | 3,480円 |
|---|---|
| 素材 | ジュラルミン |
| サイズ | 直径53×高さ146mm |
| 容量 | 上缶:約54g(150cc) 下缶:約27g(80cc) |
| 重さ | 約190g |
タフな見た目がかっこいい。キャンプサイトで絵になる


コーヒー豆を持ち運びたいのではなく、コーヒー豆を「かっこよく」持ち運びたいのです。かっこつけることを忘れると一気にソロキャンプは魅力を失います。
キャンピングムーン「コーヒーキャニスターCC-51-H」のガンメタの弾丸のようなルックスがたまりません。
私の場合、日常使いする道具には性能を求めますが、キャンプギアにおいては性能の優先度はやや下がります。むしろ性能はいまひとつでも個性のあるギアのほうが愛着が湧きます。なんだかかわいがりたくなるのです。


荷物は軽量コンパクトにまとめたい派なので、ほかの樹脂製のキャニスターも検討しましたが、やっぱり見た目が刺さりません。



キャンピングムーン「コーヒーキャニスターCC-51-H」は、そこらへんに転がしておくだけで絵になります。
スリムで邪魔にならない。見た目に反して軽量


キャンピングムーン「コーヒーキャニスターCC-51-H」は、とてもスリム。直径53mm×高さ146mmの円柱状で、バックパックに無理なく収まります。
また、一見鉛のように重く見えますが、実は約190gと軽量。素材にはジュラルミンを採用しており、タフさと持ち運びやすさを両立しています。
蓋の縁や本体に施されたローレット加工(イボイボのところ)により、滑らず手にぴたっとフィットします。デザインのアクセントにもなっていていい感じです。



重厚感があるのに軽量というのは無骨ギア好きからするとうれしい!
密閉性が高い。パッキンがなく、におい移りの心配も少ない


密閉性の高さも見逃せません。本体と蓋の隙間は約0.03mmしかなく、コーヒー豆が空気に触れて酸化するのを防げます。
パッキンがないのも個人的には気に入っているポイント。パッキンの劣化やにおい移りの心配がなく、長く衛生的に使い続けられます。


蓋にさりげなく描かれたコンパスにもロマンを感じます。私はソロキャンプ2日目もまっすぐ家に帰らず、寄り道・回り道をすることが多いですが、次はこのコンパスイラストを眺めながら車を走らせる方角を決めようかな…。
2種類の豆を持ち運べる。容量も絶妙


デザインの好みもキャンピングムーン「コーヒーキャニスターCC-51-H」を選んだ大きな理由ですが、実用面でもなかなかほかに代替できる商品が見つかりませんでした。
キャンピングムーン「コーヒーキャニスターCC-51-H」は、上缶(54g)・下缶(27g)からなる2段構造になっており、2種類のコーヒー豆を分けて入れることができます。
私はキャンプ地に到着してほっと一息つきたいときと2日目の朝にコーヒーを淹れます。それぞれ別のコーヒー豆で淹れたい、でも2種類持って行くのは荷物になると前々から感じていました。その悩みが一発で解決されました。



CHOOZE COFFEEのデカフェとポストコーヒーの1種を持っていくことが多いですね!


また、コーヒー豆だけでなく、コーヒー粉・茶葉・スティック飲料などを収納することも可能です。ほかにも工夫次第でいろいろなものを入れられます。私はコーヒーフィルターを丸めて入れることもあります。



欲を言えば上缶・下缶ともに20gのもっとミニマルなキャニスターがほしい…。キャンピングムーンさん、無理ですかね…。
ワンサイズ小さいモデル「CC-50-H(上缶30g・下缶15g)」も販売されていたんですね…知らなかった…。こっちのほうが私には合っていたかもしれません。
みなさんは自分が持ち込みたいコーヒー豆量に合ったモデルを選んでくださいね。くそぅ…また買おう…。
キャンプにぴったりのコーヒーキャニスターの選び方
個人的にはキャンピングムーン「コーヒーキャニスターCC-51-H」がイチオシですが、それぞれ重視するポイントは異なるでしょう。
ここからはキャンプにぴったりのコーヒーキャニスターの選び方を解説していきます。参考にして、お気に入りのキャニスターを見つけてくださいね。
無駄なくコーヒー豆を運べる容量のモデルをチョイス


ソロキャンプに持ち運ぶキャニスターについては、大は小を兼ねるということはありません。
1泊2日のソロキャンプで飲むコーヒーはたかだか1杯か2杯ではないでしょうか?人によって差はあると思いますが、1杯あたり10〜20gのコーヒー豆を使うとすると20〜40gの容量があれば問題ありません。
持ち込みたいコーヒー豆が1種類なのか複数種類なのかでも選ぶべきキャニスターは異なります。2種類のコーヒー豆を持ち込みたい場合は、キャンピングムーン「コーヒーキャニスターCC-51-H」のように部屋が分かれているモデルがおすすめです。



容量がmL表記のものは、実際にコーヒー豆何g程度入るかを確認しておきましょう!
壊れにくいタフな素材を選ぼう


野外に持ち出すので、壊れたり、割れたりしないタフな素材のものを選ぶ必要があります。
キャンプ用のコーヒーキャニスターとしては主にチタン・ステンレス・樹脂製のものがあります。それぞれの素材のメリットは以下のとおりです。参考にしてください。
| メリット | デメリット | |
|---|---|---|
| チタン | 軽量 金属特有のにおいが少ない | 高価な傾向にある |
| ステンレス | 頑丈 光沢が美しい | 傷つきやすい |
| 樹脂 | 軽量 価格が安い | におい移りしやすい 脆いものもある |
レビューや口コミで密閉性の高さをチェック


コーヒー豆の品質をしっかり保ちたいなら、密閉性の高いモデルがおすすめです。レビューや口コミを確認して、蓋と本体の間に隙間がないか、ガタつきがないかなどをチェックしておきましょう。
なかには二重蓋構造のモデルも販売されています。密閉性にとことんこだわる場合は有力な選択肢になるでしょう。
遮光性の高さにも注目


コーヒーの劣化の原因のひとつである光を防ぐなら、ステンレスやチタン製のアイテムがおすすめ。樹脂製のアイテムを選ぶ場合は、色のついたものやUV加工が施されたものを選ぶようにしましょう。
ステンレスやチタン製アイテムは光は通しませんが、直射日光を受けると熱くなりやすい点には注意が必要。熱もコーヒー豆の劣化の原因になるので、コーヒーを淹れるとき以外は直射日光の当たらない場所で保管しておきましょう。
コーヒー豆をミルに入れやすいかも見逃せないポイント


見落としがちなポイントですが、軽量スプーンを使わずにミルにコーヒー豆を入れられると便利です。片手で持ちやすく、口が広すぎない筒状のアイテムを選ぶとよいでしょう。
目盛がついているものや、1振りで出てくるコーヒー豆の量が決まっているものなども販売されています。使用するコーヒー豆の量をできるだけ正確に把握したい場合は要チェックです。
持ち運びの負担にならない重さ・サイズのアイテムを選ぼう


コーヒーはソロキャンプに必須のものではありません。あるとうれしいですが、なくてもソロキャンプは楽しいものです。嗜好品だからこそこだわりたい一方、あくまで嗜好品なのだから大袈裟な装備にしたくないという思いがあります。
いくら見た目がよくても重すぎたり、大きすぎたりすると持ち出すハードルが上がるので注意してください。キャンピングムーン「コーヒーキャニスターCC-51-H」は約190gですが、個人的にはかなり軽く感じます。
コーヒー豆を含めて250gに収まればストレスなく持ち運べるのではないでしょうか?平たいのか筒状なのかなど形状でも持ち運びやすさやバックパックからの取り出しやすさが変わるので、使用シーンをイメージして選んでみてください。
最後はデザイン!


どれを選べばいいか悩む場合は、最後はえいやとデザインで決めればOKです。
キャンプギアに性能を求めすぎるのは個人的にはナンセンス。性能はいまひとつでも「なんだかかわいい」「異様に刺さる」ギアというものがあります。直感を大事にしてギアを選んでみてください。



思っていたのと違ってもまぁいいではないですか。使わないとわからないこともあります。
お小遣いを貯めて今度はもっと気に入るものを買いましょう!
キャンピングムーン「コーヒーキャニスターCC-51-H」以外のおすすめキャニスター
キャンピングムーン「コーヒーキャニスターCC-51-H」以外のおすすめキャニスターをご紹介します。
実際に私が購入を悩んだアイテムのみ記載しました。
| ブランド/ 商品名 | 商品画像 | 素材 | 満容量 | サイズ | 重さ | 評価点 | レビュー数 | 税込価格 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| キャンピングムーン CC-50-H | ![]() ![]() | ジュラルミン | 上缶:約30g(90cc) 下缶:約15g(50cc) | φ46×高さ120mm | 約135g | 4.1 | 14 | 2,980円 |
| &NE ポータブルコーヒーキャニスター | ![]() ![]() | AS樹脂 ABS樹脂 | 210mL | φ60×高さ121mm | 約84g | 4.2 | 37 | 1,200円 |
| Zebrang ZB-CC-50B | ![]() ![]() | 鋼板 ポリプロピレン | 50g | φ720×高さ65 mm | 72g | 4.2 | 57 | 2,200円 |
| KOGU コーヒーキャニスター | ![]() ![]() | ステンレス | 150mL | φ780×高さ35mm | 102g | 3.8 | 7 | 1,897円 |



キャンピングムーン「CC-50-H」という存在を見落としていたのが悔やまれる…。
キャンプでのコーヒーの淹れ方を解説


最後に私のキャンプでのコーヒーの淹れ方を紹介します。
基本はハンドドリップ。ケトルノズルがお気に入り


私は自宅でもキャンプでも基本的にハンドドリップでコーヒーを楽しんでいます。
自宅では主に4:6メソッドで正確に分量や時間を計って淹れていますが、キャンプではもっとおおらかに楽しんでいます。
- 湯を300mLほど沸かす。沸騰直前で火からおろす
- ドリッパーにペーパーフィルターをセットし、湯通ししてからコーヒー豆を入れる
- 1回目:のの字を描いて細く湯を50mLほど注ぐ。コーヒー豆全体に満遍なくかける
- 2回目:40数えたら2投目を100mLほど注ぐ
- 3回目:20数えたら3投目を100mLほど注ぐ
- ドリッパーの湯が落ち切るまで待つ


ケトルはトランギア「TR-325」を10年以上使用していますが、お湯を細く注ぎにくいのが悩みでした。
チタンマニア「ケトルノズル」に出会い、キャンプでもハンドドリップを楽しめるようになりましたよ。
無骨にコーヒーを楽しみたいならフィールドコーヒーもアリ


無骨なコーヒーを楽しみたい場合は、フィールドコーヒーも試す価値アリ。ハンドドリップのようなクリーンな味わいではなく、コーヒー豆を丸ごと味わうようなワイルドさが魅力です。
フィールドコーヒーを淹れる手順はざっくりと以下のとおりです。ケトルと焚火台さえあればできますよ。
- お湯を沸かす
- 沸騰直前でケトルを火からおろし、コーヒー豆を投入
- 再び火にかけ、豆が泡で覆われたら火からおろす
- フタをしてしばらく待機
- ケトル側面を枝でコンコン叩く
- 静かにマグカップに注ぐ
フィールドコーヒーについては、「【感性で楽しむ】キャンプにぴったりのフィールドコーヒー! | 必要なものから淹れ方まで解説」で詳しく解説しています。
キャンピングムーン「コーヒーキャニスターCC-51-H」でもっとコーヒーを楽しもう!
ソロキャンプでコーヒーを楽しむうえでキャニスターは必須のアイテムではありません。だからこそこだわる価値があります。かっこつける余地があります。
キャンピングムーン「コーヒーキャニスターCC-51-H」 は見た目も機能性も抜群。きっと今までよりもキャンプコーヒーが楽しい時間になるはずです。ぜひあなたのお気に入りギアに加えてみてください。
ギアメーカーの方々へ!


キャンプギアのレビュー記事を実際に商品を使用させていただいた上で執筆いたします!無料で執筆いたしますので、ぜひお気軽にご相談ください!
※商品はご提供願います。
※忖度なしのレビューを書きます。過度に良いようには書きませんのでご了承ください。
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